「繹」の漢字について

「繹」の熟語を意味別に掲載する。
①ひく。ぬく。糸を引き出す。 「演繹」
②いとぐち(緒)。糸の端。
③たずねる(尋)。きわめる(究)。 「尋繹」
④つらなる。つらねる。また、つらなりつづくさま。 「絡繹」 「繹繹」 「繹如」 「繹騒」
⑤祭りの名。 「繹祭」

「抔土」と「坏土」の音読み

「抔土」と「坏土」の音読みが混乱する。前者は「ほうど」、後者は「はいど」と読む。「坏」は「つき」で「高坏(たかつき)」をイメージした。「高」は「high(ハイ)」と連想した。「抔」は「匏土(ほうど)」・・・〔「匏」はひさご〕 中国の古楽器。八音はちおんのうち匏で作った楽器と土で作った楽器。」と同じ音読みなので、「ほうど」 因みに「抔土」は「①手ですくうほどのわずかな土。②墓」 「坏土」は「(『坏』はまだ焼を入れていない土器の意) 陶磁器を作るのに用いる土。」 もっと良い覚え方があれば修正します。

「壟断(ろうだん)」

陳舜臣の中国の歴史を読んでいた。「壟断(ろうだん)」についていろいろ書いてある文面が出てきた。「壟断」は検定問題にもよく出題される。
―賤丈夫(せんじょうふ)有り。必ず壟断を求めて之(これ)に登り。以て左右望して市利を罔(あみ)せり。人皆以て賤(いや)しと為す。故に従って之を征(せい)せり。

と、孟子は言っています。(「公孫丑篇」)。むかし、市(いち)というものは物々交換によって、有無相通じる機能をはたすだけでした。ところが、賤(いや)しい欲張りがいて、壟断に登って左右を見まわしたのです。壟断とは、切り立ったようになっている高い場所を意味します。ふつうなら、平地に自分の物ををならべ、交換したい持ち主があらわれるを待つものです。けれども、高いところにいると、良い物を持っている人を早く発見できます。その連中は、生活の必要による物々交換のために来ているのではありません。営利行為のためです。「市利を罔せり」とは、網ですくいあげるように、利益をごっそりと独占することを意味します。
 なんといやらしいことをするのだと、人々がその行為を批判し、政府もこれに征(税をかけること)したというのです。孟子が言いたいのは、自分はそんな賤しい商売人ではないということでした。
「利益を壟断する」という用法は、『孟子』のこの句が出典になっています。

「隆準(りゅうせつ)」の書き取り問題。

「・・・・リュウセツ豺目にして唇端の緊合せる・・・」の文章の中で「リュウセツ」の書き取り問題が出てきた。答えは「隆準」であるが、なかなか思い浮かばなかった。ふと「蜂準長目(ほうせつちょうもく)」という四字熟語が思い浮かんだ。「準」を「ジュン」と読むのは誤りで、鼻筋を意味する場合は「セツ」と読むのを憶えていた。従がって「隆準」は「高い鼻筋」だと推測した。これでしっかりと印象に残った。
勉強になりました。

「契闊(けいかつ・けっかつ)を陳(の)ぶ」

「契闊(けいかつ・けっかつ)を陳(の)ぶ」という文章がでてきた。この文の中で「契闊」は「久しく会わないこと。ぶさた」という意味である。『闊』は「久しく会わない」という意味である。『闊』の字を調べていて、「久闊を叙する」という言葉を思い出した。この意味は、「無沙汰をわびるあいさつをする。久し振りに友情を温める。」という意味である。「契闊(けいかつ・けっかつ)を陳(の)ぶ」も同じ意味ではないかと思った。
勉強になりました。
プロフィール

octave007

Author:octave007
奈良県 男性
ペンネーム octave(数学のソフトウエア名より)
プロフィールの画像は、自分の名を古代文字でジーンズのバックポケットに刺繍してみました。気障かな。(笑)

〇漢字検定1級13回合格
〇数学検定2級合格
〇漢字教育サポーター養成講座 第1期受講認定、受講修了
〇平成25年6月6日 漢字教育士(立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所認定)取得
〇奈良漢字おしゃべり会 会員
〇関西漢字教育サポーターの会 会員


興味のあること

漢字検定 PC(ハードウエア、ソフトウエア) 数学

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