「東北地方太平洋沖地震」について

 「東北地方太平洋沖地震」に被災された方に心よりお見舞い申しあげます。ニュースを見るたびに心が痛みます。特に原発のニュースを見ると血圧が上がります。実際血圧計で計測すると数値がびっくりするほど上がっていました。また、無力感に苛まされています。私は昔、神戸の長田区や西明石に3年間住んでいましたが、あのまま継続して住んでいたら、神戸の震災でひょっとしたらあの世に行っていたかもしれません。人間の運命はわかりません。今まで生きてきたのは奇跡かも知れません。今日の地方紙を見ると、同じ職場に勤務していた人の訃報が掲載されていました。私より若いのに・・・・。
 さて、東京の計画停電のニュースをみると、日本の経済や快適な生活は多量の電気に支えられていることを感じます。そのうち原子力に占める割合が高いこともわかりました。関西圏も原発が50%も占めていることを初めて知りました。原発の設置されている地方の犠牲の上にわれわれの快適な生活があることを知りました。私はどうしてよいか一概に答えを出せませんが、少しは不便でもできるだけ、原発を少なくする方向に向かって国づくりを進めるのがよいのではないでしょうか。

「懐璧有罪」

「懐璧有罪」という四字熟語が出てきた。「懐璧」でネット検索すると、「 匹夫(ひっぷ)罪なし璧(たま)を懐(いだ)いて罪あり」という言葉が出てきた。《「春秋左伝」桓公十年から》凡人は、本来のままならば、罪を犯すことはないのに、身分不相応な財宝を手にしたために罪悪を犯し、災いを招くようになるという意味である。これを四字熟語にしたのかなと推測した。

「猪牙(ちょき)が親船」

「猪牙(ちょき)が親船」という言葉が出てきた。故事ことわざの辞典で調べてみると《「猪牙」は「猪牙船」の略で、2人乗りの小舟。船体の小さな猪牙船が大きな親船に対抗する。比較にならないほど弱小であることのたとえ。また、弱小なものが強大なものに立ち向かうことのたとえ。
勉強になりました。

「憎まれ子の端菜(はなざい)」

「憎まれ子の端菜(はなざい)」という言葉が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、《「端菜は少量の野菜》 人から嫌われる子は、食事のときでものけものにされる。
勉強になりました。

「河(かわ)は委蛇(いい)を以(もっ)て故(ゆえ)に能(よ)く遠(とお)し」

「河(かわ)は委蛇(いい)を以(もっ)て故(ゆえ)に能(よ)く遠(とお)し」という言葉が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、《「委蛇」は、うねうねと曲がるさま。川は曲がりくねって流れるから遠くまで達することができる、という意で》 大きな事業を成し遂げるには、あせって一直線に進もうとしてはならないというたとえ。
委蛇は「いい」と読むのか。漢検漢字辞典にも掲載されているなあ。参考として、「いだ」とも読むと書いていますね。
勉強になりました。

「洛陽(らくよう)負郭(ふかく)の田(でん)」

「洛陽(らくよう)負郭(ふかく)の田(でん)」という言葉が出てきた。故事ことわざの辞典で調べてみると、《「負郭」は、城壁を背にすること。城の外側。「田」は肥沃な土地》 洛陽の外側にあるよく肥えた土地。中国、戦国時代の人蘇秦は若い頃貧しく、そのため肉親にもばかにされて発奮し、六国の相となったが、後年、貧しかった頃を回想して、洛陽の外あたりによい土地でも持っていたらそのようなこともなく、今日の位にはつけなかったろうと自ら語ったという故事による。
勉強になりました。

「四門(しもん)を闢(ひら)き、四目(しもく)を明らかにし、四聡(しそう)を達せむ」

「四門(しもん)を闢(ひら)き、四目(しもく)を明らかにし、四聡(しそう)を達せむ」という言葉が出てきた。中国古典名言事典によると、「都には東西南北の四つの門がある。その四方の門を開いて天下の賢俊を集め、四方の視聴を広めて、聡明をおおいふさぐようなことのないようにする。」
勉強になりました。

「青嶂(せいしょう)」

「青嶂(せいしょう)環(たまき)のごとく匝(めぐ)れる・・・」という文章が出てきた。「青嶂(せいしょう)」を辞書で調べると、樹木が生い茂って青々とした高くけわしい峰。青山。」と出てきた。青く険しい山が腕輪のようにめぐっているのか。うまく表現していますね。

「孱顔(せんがん)」

「大山(だいせん)の孱顔(せんがん)は車窓より人を覗(のぞ)く」という文章が出てきた。「孱顔(せんがん)」を辞書で調べると、(1)ふろぞいなさま(2)山が高く険しいさま (同)巉厳(ざんがん)と出てきた。ここでは(2)の意味だろう。「孱」には「よわい」と言う意味があるので意外な感じがした。
勉強になりました。

(2012/12/06 追加)

米欧回覧実記を読んでいたら、「左岸は秀峰河浜より起り、孱顔(せんがん)を流れに鑑む、右岸は連山・・・・略」と出て来た。「高い山が川面に映っている」という意味かな?

「肘腋に睨し」

「左右に隠岐佐渡及び三越を肘腋に睨し・・・」という文章が出てきた。「肘腋」を漢検漢字辞典で調べると、(1)わき(2)ひじと、わき。転じて非常に近いところと出てきた。「睨」はにらむだから、左に隠岐、右に佐渡、近いところに三越が見えるという意味かな?

「八百比丘尼の松」

日本道中記より引用です。
老船頭は指さして、八百比丘尼の松はあれにて候、比丘尼はこの村(村)高津(たかつ)某(それがし)の女(むすめ)にて、妙齢の頃、一と年庚申(こうしん)講(こう)の夜、異人に拉(つ)れられ行きて不老の薬を得たりとの事にて、齢(とし)老(おゆ)れども、容(かたち)は衰えず、若狭小浜の健康院空印禅寺(けんこういんくういんぜんじ)に入(い)り、遐齢(かれい)実(じつ)に八百歳(さい)、岩窟のうちに結跏(けつが)し、寂(しゃく)を示したりと伝はりをり候、武内宿祢翁(たけのうさのすくねおう)も、この比丘尼の齢(とし)に較べては孫の孫の孫にも当たらずと存じ候。

不老は人間の憧れでもありますが、悲劇っぽい話ですね。(笑い)

「飛騨の由来」

今日も、日本道中記からの引用です。
飛騨は古(いにしえ)、斐陀(ひだ)と書きたり、万葉集には、斐太(ひた)、和名抄(わみょうしょう)には比太(ひた)、山岳重畳(じゅうじょう)して国の形(ぎょう)宛(さなが)ら衣(ころも)の襞襀(ひだ)のごとければ爾(し)か名(なづ)けたりともいひ、工匠(こうしょう)の木材を造(つく)る者を挽手人(ひきびと)又は挽板人(ひたびと)といふに起(おこ)り、やがて国の名となりしともいひ、或いは山田(さんでん)磽确(ぎょうかく)、樋(ひ)を以(も)って水を引くに依りて名(なづ)けたりともいひ、高山(こうざん)四境(きょう)に峙(そばだ)ちたれば夜明(よあ)くれども日(ひ)出(い)でず、其の日を仰(あお)ぐは常に中天(ちゅうてん)に在(あ)るを以って国の名は應(まさ)に日高(ひたか)に基づけるなるべしなどいへる、若(もし)くは天智の帝(みかど)近江大津の宮を造営したまひし時、此の国の人良材を貢納(こうのう)し、六十里の山河、馬に駄(だ)して走ること飛ぶがことく、一日にして達せるをもて帝(みかど)大(おお)いに嘆賞(たんしょう)し、飛騨の名を賜(たま)ひしといへるに至(いた)りては、説(と)くこと愈々(いよいよ)牽強付会(けんきょうふかい)なり。
少し、長いですが漢字の勉強になります。

「名誉の負傷」

遅塚麗水の紀行文集「日本道中記」からです。読んでいておもしろいと思った件(くだり)を記載します。
富士の巻 四
燕脂(べに)をもて吉(きち)の字を書きたる撒餅(まきもち)の雨は、式後(しきご)の場(にわ)に降(ふ)れり、そを拾(ひろ)はんとして若(わか)き老(お)ひたる人のなだるる中(うち)を、数旒(すうりゅう)の会旗(かいき)を擁(よう)して在郷軍人(ざいごうぐんじん)の一隊(いったい)は行くなりき。餅丸(へいがん)やいよいよ急に巨雹(きょはく)のごとく人を乱(みだ)れ撲(う)つ、帽子(ぼうし)を打ち落さるるあり、眼鏡(めがね)を弾(はじ)き飛(とば)さるるあり、一丸(がん)あり、従軍(じゅうぐん)徽章(きしょう)と青色桐葉章(せいしょくどうようしょう)とを列(なら)べ懸(か)けたる在郷軍人(ざいごうぐんじん)の面(おもて)に中(あた)る。楯(たて)のごとく胸張り反(そ)らして、双手(そうしゅ)を高く挙(あ)げながら、名誉の負傷と号(さけ)べば、環(めぐ)り看(み)るもの一斉に万歳を唱(とな)ふる也。

私は、「餅を弾丸に譬え、それが勲章をつけた軍人に当たり、名誉の負傷と叫ぶと、周りの人々が、それに答えて万歳と叫んだのが面白く感じたのですが・・・・?」

「強飯式(ごうはんしき)」

遅塚麗水の「日本道中記」に日光輪王寺の強飯式(ごうはんしき)のことが出てきた。毎年4月2日には日光の輪王寺で行われる行事で、山伏姿の強飯僧が檀家から選ばれた頂戴人に、一升五合の大盛りのご飯を渡し「食え」と強要するという神事です。攻め口上や攻め道具も物々しく、これをちゃんと頂戴すると災難厄除・家運繁昌の御利益があるとのことです。

毎年テレビでも取り上げられているようです。
変わった行事があるのですね。
勉強になりました。

五右衛門風呂に入ったことある?

私の年代では、五右衛門風呂に入った経験があるかもしれませんが、若い人は知らないでしょうね。日本道中記 上市にてより、引用します。
「人に先だって旅館に帰れば、下女来りて風呂に召(め)せという、湯殿に赴(おもむ)けば大いなる五右衛門風呂なり、経(けい)三尺もある盥(たらい)の底のことき厚き板浮かべり、風呂の縁に両手を支えて、板の真中に腰を卸(おろ)し、辛(から)くも底へと蹈(ふ)み沈めしも、動(やや)もすれば、板は揺(うご)いて浮ばんとす。静に肩を涵(ひた)す時しも遽(にわか)に板は浮上りて、余(われ)は風呂の底に落ちたり、偶々(たまたま)足立栗園氏入り来り、背に板を負ふて噞喁(けんぐう・けんぎょう・・・魚が水面に口を出して呼吸すること)する余の手を援(ひ)いて、僅(わずか)に溺れざるを得たり、亦(また)好笑(こうしょう)。」
(笑い)

「日夕(にっせき)」

NHKの漢詩の番組を見ていたら、「日夕」という言葉がでてきた。「夕方」という意味である。「夕」のつく熟語を調べてみた。「夕暉(せっき)・・・夕日」「除夕(じょせき)・・・大晦日」「宿夕(しゅくせき)・・・一夜」「旦夕(たんせき)・・・朝夕」。
いろいろとおもしろい。

「膨大な漢字約8万字を収録したフリーのTrueTypeフォント」

膨大な異体字を含む漢字約8万字を収録したフリーのTrueTypeフォント「Tフォント」の記事が掲載されていたので、Webには使用できませんが、PDFにフォントを埋め込み使用すると今まで表現できない文字も表現できます。それもフリーとはすごいですね。うれしいな。

http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20110218_427596.html

「褌」の読み

漢字の勉強をしていて、「褌」の読みが出てきた。一つは、「ふんどし」である。もう一つは、「みつ」である。相撲で「前-をとる」という言葉を思い出した。関連して、腕のことを「かいな」と言うが、やはり相撲で「腕(かいな)を返す」という言葉を思い出した。最近は相撲は見ませんが、稀勢の里の土俵入りは大変多くの人が詰めかけたそうですね。

「筋斗(きんと)の戯」

芥川龍之介の侏儒の言葉を読んでいて、「筋斗(きんと)の戯」という言葉が出てきた。「筋斗(きんと)」を調べると「もんどりうつこと。とんぼがえり」とでてきた。そういえば、漢字検定で「翻筋斗(もんどり)」という言葉があったことを思い出した。

「活計の代」

泉鏡花の女客を読んでいたら、「活計(たつき)の代(しろ)」という言葉が出てきた。漢検の漢字辞典で「活計(たつき)」は「生計」と出てきた。「代(しろ)」は「代金」で「生計をいとなむ金」という意味なのかな。

「忍冬」

青空文庫で夏目漱石の「倫敦塔」を読んでいた。忍冬をhoneysuckleと訳していた部分があった。
honeyは蜜であり、suckleは乳を吸うである。 Wikipediaによると「スイカズラ」の名は「吸い葛」の意で、古くは花を口にくわえて甘い蜜を吸うことが行なわれたことに因む。砂糖の無い頃の日本では、砂糖の代わりとして用いられていた。スイカズラ類の英名honeysuckleもそれに因む名称で、洋の東西を問わずスイカズラやその近縁の植物の花を口にくわえて蜜を吸うことが行われていたようである。
勉強になりました。

「亙って」の読み

青空文庫を読んでいて、「亙って」という言葉がでてきました。漢字検定にも「連亙」の音読みがあったと思います。前者は「わたって」、後者は「れんこう」と読みます。「亙」を漢語林で調べると、金文は二と月とで、月が天空の一方から一方へわたるの意味を示す。亙の字形を誤って亘に作り、亘が亙の意味に用いられることがある。亙を音符に含む形成文字に、姮(コウ)・恒(コウ)があり、これらの漢字は、「いつも変わらない」の意味を共有している。
ここからは私の勝手な推測ですが、姮娥(月に住むと言われる美女)は、「いつも変わらず美しい」さらに「亙」は「月」に関係しているので、月に住んでいるのかな??

(追加)上記の記事は字通を持っていない時に書いたものです。字通で「亙」を調べると、建物の周辺に巡らした垣の形。(途中略) 「亘」には垣・桓・宣の音があり、「亙る」とはもと別の字である。今は、字通の方の考えをとります。

「扁たい」の読み

以前クイズの番組で「扁たい」の読みを問う問題が出ていました。「ひらたい」と読むのですね。「扁桃」は「アーモンド」。種は平たい形をしていますね。

「島嶼(とうしょ)」

「自衛隊が島しょの防衛に力をいれる」というニュースが流れていた。「島しょ」に違和感を感じながら、1級の漢字「島嶼」が頭に浮かんだ。辞書で引いてみると「島」は大きなしまで、「嶼」は小さなしまと出てきた。そういえば、以前辞書で引いたことがあったことを思い出した。

「鴻毛を以(もつ)て炉炭(ろたん)の上に燎(や)く」

「鴻毛を以(もつ)て炉炭(ろたん)の上に燎(や)く」という故事ことわざが出てきた。
「オオトリの軽い毛を炉の炭の上に置いて焼く、力を労することもなくきわめて簡単に物事が片付くことのたとえ。」(故事ことわざ辞典 小学館より) 

「呪祝(じゅしゅく)」

「呪祝(じゅしゅく)」という言葉が出てきた。辞書に載っていない。「呪」は「のろう」という意味。「祝」を辞書で引いてみると、「のろう」という意味もあった。また、字通で「呪」を調べると、「祝」から分岐した字と記されていた。全体で「のろう」いう意味だと推測した。

「夙慧(しゅくけい)」

「夙慧(しゅくけい)」という言葉が出てきた。「夙」は「はやい}を意味する。「慧」は「さとい」を意味する。「夙慧(しゅくけい)」で「幼いころよりさといこと」。
なるほど、勉強になりました。

「危檣(きしょう)」

以前、NHK新漢詩紀行で、杜甫の「旅夜書懐」が放映されていた。その中に、「危檣(きしょう)」
という言葉が出てきた。意味は、高い帆柱のことである。「危」は「あぶない」という意味しか知らなかった。辞書を引いてみると、「高い」という意味があるのをはじめて知った。別の勉強をしていて、「危巌」という言葉が出てきたので、「高い岩」かなと思い辞書を引くと「険しくそびえ立つ岩」と出てきた。正解ですね。
勉強になりました。

(追記)今は理解しています。

「熊渠、虎を射る」

「熊渠、虎を射る」と故事が出てきた。私の持っている、ことわざ事典等に掲載されていなかった。仕方がないので、ネット検索に掛けてみると、「熊渠」と入力すると、「熊渠、虎を射る」と出てくる。有名なんだ。ここはそのままいただきました。熊渠は楚の人。草原の石を虎と思いちがい、射た所石に矢が立ったという。「石に立つ矢」という格言の由来の故事。「一念岩をも通す」の「史記 李広伝」の李広将軍の物語に酷似する。勉強になりました。

「社稷墟となる」

「社稷墟となる」という故事が出てきた。「社稷の祭りが絶えて、祭場がただ虚しい跡となって残る。つまり国家が滅びること。社稷とは、昔中国で、新しい国を建てたとき、天子・諸侯が壇を設け祭った。土地の神(社)と穀物の神(稷)のこと」(ことわざ事典 金園社より)
また一つ勉強になりました。
プロフィール

octave007

Author:octave007
奈良県 男性
ペンネーム octave(数学のソフトウエア名より)
プロフィールの画像は、自分の名を古代文字でジーンズのバックポケットに刺繍してみました。気障かな。(笑)

〇漢字検定1級13回合格
〇数学検定2級合格
〇漢字教育サポーター養成講座 第1期受講認定、受講修了
〇平成25年6月6日 漢字教育士(立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所認定)取得
〇奈良漢字おしゃべり会 会員
〇関西漢字教育サポーターの会 会員


興味のあること

漢字検定 PC(ハードウエア、ソフトウエア) 数学

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