「斧柯(ふか)を視れば爛尽(らんじん)す」

「斧柯(ふか)を視れば爛尽(らんじん)す」ということばが出てきた。ことわざ事典等にも掲載されていない。「斧柯」を漢和辞典でしらべると、(1)おのの柄 (2)政権のたとえ 「爛尽」を漢和辞典で調べると、私の持っている辞書には掲載されていない。「爛」は、「ただれる。くさる。」等の意味があるので、「政権がみだれている」という意味かと思った。しかし、漢検の漢字辞典の「爛」の見出しを見ていると、「爛柯(らんか)」という熟語が出てきた。(1)囲碁に興じているうちに時間がたつのを忘れること。また、囲碁の別称。(2)遊びや物事に夢中になって時間を忘れること。
(故事)中国、晋の時代、きこりの王質(おうしつ)が、子どもたちが囲碁を打っているのをナツメを食べながら見ているうちに、持っていた斧の柯が腐り、帰ってみるとすでに数十年たっていて、当時の人はだれもいなかったという故事から。
これは、明らかに後者の意味ですね。日本でいう浦島太郎のおとぎ話ですね。すっきりしました。
面白い。

「堵を安んぜず」

漢検の問題に「堵を安んぜず」という言葉が出てきた。「堵」の書き取り問題である。「堵を安んず」で「人民が住居に安心して住む。安心して暮らす。また、安心 する。」という意味らしい。「安んぜず」だから否定を意味する。今日初めて「安堵」という言葉を思い出した。これを思い出していたら、問題が出来たかも知れない。
勉強になりました。

「身体髪膚(はっぷ)これを父母に受く、あえて毀傷(きしょう)せざるは孝の始めなり。」

「身体髪膚(はっぷ)これを父母に受く、あえて毀傷(きしょう)せざるは孝の始めなり。」これをもじった戯れ句に「寝台(しんだい)白布(はくふ)これを父母に受く、あえて起床せざるは孝の始めなり。」 両親から授かったベッドとシーツに親しみ、起床しません。なんと親孝行な私でしょう、と。
上手に捩(もじ)りましたね。(読売新聞 5月5日朝刊編集手帳の記事を参考にしました。)

「養由(ようゆう)に弓を言う」

「養由(ようゆう)に弓を言う」ということわざが出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、古今無双の弓の名人に向かって弓の講釈をする。無用で間がぬけていることのたとえ。

「下卑(げび)ても息災(そくさい)」

「下卑(げび)ても息災(そくさい)」という故事ことわざが出てきた。故事ことわざの辞典で調べると「いやしく下品に見られても健康で暮らすほうがよい。いくら上品であってもからだが弱くてはどうにもならない。」
勉強になりました。

「亟遊」の音読み

「亟」は、(1)すみやか。あわただしい。いそがしい。・・・・ 「きょく」と読む (2)しばしば 「き」と読む。 「亟遊」は(2)の意味なので、「きゆう」と読む。 参考に 「亟行」は(1)の意味なので、「きょくこう」と読む。

「藐視」の音読み

「藐」には、(1)はるか。かすか。遠くはなれたさま。「ばく」と読む。 (2)軽んじる。さげすむ。 「びょう」と読む。 「藐視」は(2)の意味なので、「びょうし」 参考に 「藐然」は(1)の意味なので、「ばくぜん」と読む。

「欹歟」の読み

「欹歟」という熟語が出てきた。「欹」には、(1)ああ。感嘆することば 「い」と読む。 (2)そばだつ。 かたむく。 そばだてる。 「き」と読む。 ここでは、(1)の意味なので 「いよ」と読む。

「吞鉤(どんこう)の魚(うお)は飢えを忍ばざるを嘆く」

「吞鉤(どんこう)の魚(うお)は飢えを忍ばざるを嘆く」ということわざが出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、「えさにひかれて釣り針を呑み込んでしまった魚は、空腹を我慢しないで被害にあったことを後悔する。後悔しても追い付かないことをいう。」
勉強になりました。

「猛虎の猶予(ゆうよ)するは蜂蠆(ほうたい)の螫(せき)を致すに若かず」

「猛虎の猶予(ゆうよ)するは蜂蠆(ほうたい)の螫(せき)を致すに若かず」ということわざが出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、《「蜂蠆」は、ハチと尾の長いサソリ。「螫を致す」は、毒虫などが針でさすこと》 どんなにたけだけしい虎であろうとも行動を起こすのをためらっていたのでは、ハチとサソリが刺すのにも及ばない。力があり知恵があっても決断力がなく、断行することができなければ何の役にも立たない。また、弱小無力のものでも、行動を起こすことによって効果をあげることができるということのたとえ。
勉強になりました。

「性は猶(なお) 杞柳(きりゅう)のごとし」

「性は猶(なお) 杞柳(きりゅう)のごとし」という故事が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、《「杞柳」は柳の一種》 柳の板を自由に曲げて器を作るように、本来善でも悪でもなく、またどのようにでもなる人の本性を、よいほうに曲げて形作るのはその人の後天的な努力によるというたとえ。告子の説いたもの。これに対して孟子は、柳の板を曲げて物を作るのは、柳の性質に逆らって作るのではなく、その性質に基づいて作るのだと説く。
勉強になりました。

「聖人は鶉居(じゅんきょ)して鷇食(こうしょく)す」

「聖人は鶉居(じゅんきょ)して鷇食(こうしょく)す」という故事が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、《「鶉居」は、うずらの巣。うずらは巣が定まらないといわれるところから、住居が一定しないこと。「鷇食」は、ひな鳥が親鳥から餌を与えられるように、食に満ち足りて何の不自由もないたとえ》 聖人は放浪してしかも生活に満足する。聖人は、物事にとらわれることなく自由に行動して、俗世の煩いを受けることがないということ。
勉強になりました。

「葦巣(いそう)の悔(く)い」

「葦巣(いそう)の悔(く)い」という故事が出てきた。ことわざ事典で調べると、「住居の不安定なための心配のこと。水辺の葦に巣をつくる鳥が、風や水でいつも危険にさらされた生活をしている事からいう。」
勉強になりました。

「觥飯(こうはん)は壷飧(こそん)に及ばず」

「觥飯(こうはん)は壷飧(こそん)に及ばず」ということわざが出てきた。故事ことわざの辞典によると、《「觥飯」は、盛大なごちそう。「壷飧」は、食器に盛った汁かけ飯》 空腹で我慢し切れない時は、時間をかけてつくられる立派なご馳走よりも、粗末でもすぐに食べられる食事の方が優る。火急の際には、整っていなくとも手早い方がよいということのたとえ。
勉強になりました。

「人(ひと)古今(ここん)に通(つう)ぜざれば馬牛にして襟裾(きんきょ)す」

「人(ひと)古今(ここん)に通(つう)ぜざれば馬牛にして襟裾(きんきょ)す」ということわざとが出てきた。故事ことわざの辞典によれば「人間であっても、無学で古今のことに通じていなければ、馬や牛が着物を着ているのと同じである。学問を身につけて始めて人間としての資格があるということ。」
その通りですね。
勉強になりました。

「鞿(き)を以て駻突(かんとつ)を御す」

「鞿(き)を以て駻突(かんとつ)を御す」という故事が出てきた。ことわざ事典で調べると、「ゆるい面がいで、荒馬をうまくさばく。軽い刑罰で悪人を柔げることをいう。鞿は馬の頭にかげる紐。駻突は荒れ馬。悪馬。
勉強になりました。

「椒(はじかみ)の食い合わせ」

「椒(はじかみ)の食い合わせ」ということわざが出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、「よいこととわるいことなど、逆のことが入り混じることのたとえ。悲喜こもごも。
勉強になりました。

「鷙鳥(しちょう)百を累(かさ)ねるも一鶚(いちがく)に如(し)かず」

「鷙鳥(しちょう)百を累(かさ)ねるも一鶚(いちがく)に如(し)かず」という故事が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、《「鷙鳥」は、ここでは燕の意。「顎」は鷲や鷹に似た目の鋭い大鳥。みさご。鋭い人物にたとえる》 鷙鳥が百羽集まろうとも一羽の顎には及ばない。無能なものが大勢集まっても、一人の有能な者のすることには及ばないということのたとえ。
勉強になりました。

「宝剣(ほうけん)は烈士(れっし)に贈り、紅紛(こうふん)は佳人(かじん)に贈る」

「宝剣(ほうけん)は烈士(れっし)に贈り、紅紛(こうふん)は佳人(かじん)に贈る」という故事が出てきた。《「宝剣」は、宝として大切にしている剣。「烈士」は、信念を強くもっている人。「紅紛」は、べにとおしろい。「佳人」は、美人》 宝としている剣は信念の強い烈士に贈り、紅とおしろいは美人に贈る。物を贈るに当を得ていることをいう。
勉強になりました。

「人間の用捨(ようしゃ)は貧福(ひんぶく)に在(あ)り」

「人間の用捨(ようしゃ)は貧福(ひんぶく)に在(あ)り」という故事が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、「世の中が正常でないと、人が用いられるかどうかは、その素質、才能によらず、貧富の差によって決まる。富んだものが幅をきかすことになる。」
勉強になりました。

「陵谷(りょうこく)処(ところ)を易(か)う」

「陵谷(りょうこく)処(ところ)を易(か)う」という故事が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、「丘陵と渓谷がいれかわる。社会秩序が大きく変わるたとえ。また、世の中の移り変わりのたとえ。」
勉強になりました。

「瓊瑶(けいよう)は少なきを以て貴なりとし石礫(せきれき)は多きを以て賤(いや)しとす」

「瓊瑶(けいよう)は少なきを以て貴なりとし石礫(せきれき)は多きを以て賤(いや)しとす」という故事が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、《「瓊瑶」は美しい玉》 美しい玉は数が少ないため尊重され、石ころはいくらでもあるから大切にされない。数少ないものが尊ばれることのたとえ。
勉強になりました。

「違乱(いらん)は未練(みれん)の相(そう)」

「違乱(いらん)は未練(みれん)の相(そう)」という故事が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、「約束をたがえる行為は優柔不断の証拠である。」
勉強になりました。

「糯米(もちごめ)と年寄は節季(せっき)に果てる」

「糯米(もちごめ)と年寄は節季(せっき)に果てる」という故事が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、「年末になると糯米を使い切っていることが多いが、その頃年寄りの死亡もまた多い。」
勉強になりました。

「小便担桶(たご)にも小波(さざなみ」

少し表現が汚いが「小便担桶(たご)にも小波(さざなみ」という故事が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、《「担桶」は肥桶の意》 小便担桶の中でも、揺れ動くと普通の水と同じように小波が立つ。よい悪いの差はあっても物本来の性質は変わらないものだというたとえ。
勉強になりました。

「畚土(ほんど)の基(もとい)は高きを為すに能(あた)わず」

「畚土(ほんど)の基(もとい)は高きを為すに能(あた)わず」という故事が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると「もっこに盛った一杯の土ほどの基礎の上には、高い建物を建てることはできない。基礎が不十分では大事業はなしえないたとえ。また、物にはそれぞれ限度があるというたとえ。
勉強になりました。

「雍也論語(ようやろんご)」

「雍也論語(ようやろんご)」という故事が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、《「雍也」は「論語の第六章で、公冶長(こうやちょう)の次》論語を学習する者が、「雍也」の章まで進んで来て、飽きてやめてしまうこと。
なるほど、飽きてしまうのか。私も漢字学習に飽きないよう工夫して学習しましょう。

「牛鼎(ぎゅうてい)の意」

「牛鼎(ぎゅうてい)の意」という故事が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、「《中国、殷の伊尹(いいん)は鼎を背負って料理人となって湯王に近づき、秦の百里奚(ひゃくりけい)は牛にえさをやっていて繆公(ぼくこう)に認められ、共に名相となったという故事から》 はじめは相手の意に添い、認められてから自分の考えを説いて、相手を正しい道に導くことのたとえ。」
勉強になりました。

「賄賂(まいない)には誓紙(せいし)を忘る」

「賄賂(まいない)には誓紙(せいし)を忘る」ということわざが出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、「賄賂に目がくらんで誓約を裏切る。いくらかたい約束をしても目の前の利欲にはなかなか勝てないものだということ。」
勉強になりました。

「紙燭」の読み

「紙燭」の読みを問う問題が出てきた。「ししょく」と読んだ。答えを見てみると「しそく」と書いてある。漢検漢字辞典では、熟語項目には、「しそく」と掲載され、「ししょく」とも読むと記載されていた。さらに日本国語大辞典で調べると、「そく」は「しょく」の直音表記と出てきた。「直音表記」を調べると、拗音に発音したと思われる音を、直音の仮名で表記すること。「しゃ(者)」「しゅ(主)」を「さ」「す」と書く中古・中世に多くみられる。
なるほど、昔は「しそく」と読んだのか。
勉強になりました。
プロフィール

octave007

Author:octave007
奈良県 男性
ペンネーム octave(数学のソフトウエア名より)
プロフィールの画像は、自分の名を古代文字でジーンズのバックポケットに刺繍してみました。気障かな。(笑)

〇漢字検定1級13回合格
〇数学検定2級合格
〇漢字教育サポーター養成講座 第1期受講認定、受講修了
〇平成25年6月6日 漢字教育士(立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所認定)取得
〇奈良漢字おしゃべり会 会員
〇関西漢字教育サポーターの会 会員


興味のあること

漢字検定 PC(ハードウエア、ソフトウエア) 数学

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