「曲尽(きょくじん)」ということばが出てきた。新漢語林で調べると、「①つまびらかにきわめる。細かな所まで言い尽くす。②残らずやるとげる。」 「曲」に「こまかい。こまかい事がら。」と記載されていました。例として、「委曲」「曲礼」も記載されていた。因みに「委曲」は「つばら」とも読み、くわしいさま。十分なさま。」を意味します。
勉強になりました。
「且且(かつがつ)」ということばが出てきた。日本国語大辞典で調べると、「(耐える意の動詞「かつ」の終止形を重ねたものか。1⃣ある事態が不十分ながら成り立つことを表す語。どうにかこうにか。まあ、ともかくも。わずかに。やっと。2⃣ある事態を不十分ながらもすばやく成り立たせる時の、とり急いだ気持ちを表す語。とりあえず。急いで。3⃣待っていた状態がようやく到来したことを表す語。早くも。今からもう。」
「条暢(じょうちょう)」ということばが出てきた。新漢語林で調べると、「のびやか。のびのびとする。」 「条」に「のびる。のびのびとする。」 「暢」にも「のびのびする。」という意味が記載されていました。
勉強になりました。
「玉卮(ぎょくし)当(とう)無し」という故事ことわざが出てきた。故事ことわざの辞典によると、「玉の杯(さかずき)底無きが如し」を見よとのこと。「玉(たま)の杯(さかずき)底無きが如し」を見ると、「立派なすばらしい杯なのに、その底がなくて杯として用をなしえないもののようだ。見かけはきわめてよいが実際の役には立たないもの。また、美しい立派なものであるが、肝心な所に欠陥がある物事のたとえ。」 参考に「玉卮(ぎょくし)当(とう)無し」の「当(とう)」は底という意味ですね。
勉強になりました。