忠盛と油坊主
遅塚麗水の「山水供養」を読んでいたら、次の件が出て来た。「祇園の一夜、忠盛を驚おどろかしたる油坊主の故事を思ひて、独ひとりおかしく微笑ほほえみぬ」
ネットで調べてみた。
「特に平家の頭領・忠盛(ただもり)は父親の代から白川院に仕え、荘園の取り立てをしたり、瀬戸内の海賊を平定したりしたので、院から篤い信頼を得ました。
白川院と忠盛の関係を物語る逸話があります。
白川院には祇園社(現在の八坂神社)の近くに祇園女御という側室がいました。
ある雨の降る夜、院が祇園社の境内を通ると、青白く光るものがいる。院は妖怪と思い、御供の忠盛に斬れと命じた。
ところが忠盛は斬らずに正体を確かめると、社の灯籠の灯に油を注いで歩く坊主でした。この坊主の被っていた藁笠に灯籠の灯が映えて、青白く光って見えたのです。
院は忠盛の沈着さを褒め、褒美に祇園女御を下賜されたという事です。
現在も八坂神社の本殿の南東に「忠盛灯籠」と記された一基の灯籠があって、この逸話を偲ばせています。」
おもしろいですね。
ネットで調べてみた。
「特に平家の頭領・忠盛(ただもり)は父親の代から白川院に仕え、荘園の取り立てをしたり、瀬戸内の海賊を平定したりしたので、院から篤い信頼を得ました。
白川院と忠盛の関係を物語る逸話があります。
白川院には祇園社(現在の八坂神社)の近くに祇園女御という側室がいました。
ある雨の降る夜、院が祇園社の境内を通ると、青白く光るものがいる。院は妖怪と思い、御供の忠盛に斬れと命じた。
ところが忠盛は斬らずに正体を確かめると、社の灯籠の灯に油を注いで歩く坊主でした。この坊主の被っていた藁笠に灯籠の灯が映えて、青白く光って見えたのです。
院は忠盛の沈着さを褒め、褒美に祇園女御を下賜されたという事です。
現在も八坂神社の本殿の南東に「忠盛灯籠」と記された一基の灯籠があって、この逸話を偲ばせています。」
おもしろいですね。