「繇(えだち)」
「繇(えだち)」という言葉が出て来た。「えだち」 むー、聞いたことがあるなあ。漢検漢和辞典の音訓索引で調べると、「えだち」で「徭」が載っていた。漢典では、「 同 “徭”。」と載っていた。「繇」は1級対象外なので、「徭」を調べると、「昔、国家が人民を徴用して公の土木工事などの労働に使うこと。徭役ようえき」。さらに、古語辞典で、「えだち」を調べると「役立ち」と出て来た。「立ち」も古語辞典で調べると、「ものごとが目立った状態で保たれる。?(意味から考えてこれかなと思った)。」
字統で調べると、「形声 音符は(繇の左側の部分)よう」 「よう」は「缶ほとぎの上に祭肉をそなえて祈る意で、・・・略・・・ 行役こうえきに従うことを、徭という。徭役ようえきに赴くものが、その労働歌として歌ったものが謡(謠)で、[左伝]に童謡としてみえるものは、その類のものである。[淮南子、精神訓]に「生は則ち徭役にして、死は乃ち休息なり」の語がある。
勉強になりました。
(同日 追加訂正)
先程、本屋で字訓を立ち読みしていると、白川静先生は、「立ち」の部分は、「発ち」で解釈されていますね。私の行為は、望文生義ですね。
字統で調べると、「形声 音符は(繇の左側の部分)よう」 「よう」は「缶ほとぎの上に祭肉をそなえて祈る意で、・・・略・・・ 行役こうえきに従うことを、徭という。徭役ようえきに赴くものが、その労働歌として歌ったものが謡(謠)で、[左伝]に童謡としてみえるものは、その類のものである。[淮南子、精神訓]に「生は則ち徭役にして、死は乃ち休息なり」の語がある。
勉強になりました。
(同日 追加訂正)
先程、本屋で字訓を立ち読みしていると、白川静先生は、「立ち」の部分は、「発ち」で解釈されていますね。私の行為は、望文生義ですね。