梅をして海棠を聘らしむ
「梅をして海棠を聘(めとら)しむ。」という文章が出て来た。出典は、「幽夢影」である。しかし、意味が解らない。「海棠」は、女性であることは、「海棠睡り未だ足らず」とあるように、美人のことである。そうしたら、梅は男性か?「棖子(想是橙。)臣櫻桃,以芥嫁筍」とあるが、「棖子(想是橙。)」が男性? 「櫻桃」は女性? 「芥」は男性? 「筍」は女性? いろいろ詳しい意味は解らないが、「庶幾相稱耳」(「庶幾」は「こいねがう」、「相稱」は「相性」、「耳」は「・・・のみ」。)の文章や「不若梅聘梨花,海棠嫁杏」(もし海棠を、聘っていなかったら、梨花を聘っている、海棠は杏に嫁している。)。従って夫婦は、「相性」が大切であることを言っているのかなと思いました。これはあくまで私見ですので、中国語等に詳しい方がおられましたら、教えてください。
(6月15日 追加)
「必受河東獅子之累矣」という文章があるが、「慣用句事典」に掲載されている。「河東の獅子吼」という意味で、妻の嫉妬深さを言ったものかな?
(6月15日 追加)
「必受河東獅子之累矣」という文章があるが、「慣用句事典」に掲載されている。「河東の獅子吼」という意味で、妻の嫉妬深さを言ったものかな?