「性は猶(なお) 杞柳(きりゅう)のごとし」
「性は猶(なお) 杞柳(きりゅう)のごとし」という故事が出てきた。故事ことわざの辞典で調べると、《「杞柳」は柳の一種》 柳の板を自由に曲げて器を作るように、本来善でも悪でもなく、またどのようにでもなる人の本性を、よいほうに曲げて形作るのはその人の後天的な努力によるというたとえ。告子の説いたもの。これに対して孟子は、柳の板を曲げて物を作るのは、柳の性質に逆らって作るのではなく、その性質に基づいて作るのだと説く。
勉強になりました。
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