「斧柯(ふか)を視れば爛尽(らんじん)す」
「斧柯(ふか)を視れば爛尽(らんじん)す」ということばが出てきた。ことわざ事典等にも掲載されていない。「斧柯」を漢和辞典でしらべると、(1)おのの柄 (2)政権のたとえ 「爛尽」を漢和辞典で調べると、私の持っている辞書には掲載されていない。「爛」は、「ただれる。くさる。」等の意味があるので、「政権がみだれている」という意味かと思った。しかし、漢検の漢字辞典の「爛」の見出しを見ていると、「爛柯(らんか)」という熟語が出てきた。(1)囲碁に興じているうちに時間がたつのを忘れること。また、囲碁の別称。(2)遊びや物事に夢中になって時間を忘れること。
(故事)中国、晋の時代、きこりの王質(おうしつ)が、子どもたちが囲碁を打っているのをナツメを食べながら見ているうちに、持っていた斧の柯が腐り、帰ってみるとすでに数十年たっていて、当時の人はだれもいなかったという故事から。
これは、明らかに後者の意味ですね。日本でいう浦島太郎のおとぎ話ですね。すっきりしました。
面白い。
(故事)中国、晋の時代、きこりの王質(おうしつ)が、子どもたちが囲碁を打っているのをナツメを食べながら見ているうちに、持っていた斧の柯が腐り、帰ってみるとすでに数十年たっていて、当時の人はだれもいなかったという故事から。
これは、明らかに後者の意味ですね。日本でいう浦島太郎のおとぎ話ですね。すっきりしました。
面白い。