「大姦の去る事距の斯にぬくるが如し」
「大姦の去る事距の斯にぬくるが如し」という故事が出てきた。中国古典名言事典によると、前文があり、それを入れ列記すると「衆賢(しゅうけん)の進は茆(かや)の斯(ここ)に抜くるが如(ごと)く、大姦(たいかん)の去るは距(けづめ)の斯に脱するが如し」
賢人が朝廷に進み出ることは、あたかも一株の茅(かや)の根を引き抜くようなものだ。一本を抜けば他の根もそれにつらなって抜ける。すなわち、一人の賢人が立てば他の賢者も次々これに従う。これにひきかえ、悪人の取り去られるのは、鶏の距(けづめ)を抜かれるようだ。再び悪事ができないようになる。
勉強になりました。
賢人が朝廷に進み出ることは、あたかも一株の茅(かや)の根を引き抜くようなものだ。一本を抜けば他の根もそれにつらなって抜ける。すなわち、一人の賢人が立てば他の賢者も次々これに従う。これにひきかえ、悪人の取り去られるのは、鶏の距(けづめ)を抜かれるようだ。再び悪事ができないようになる。
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