「不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん) 」
和辻哲郎の古寺巡礼を読んでいた。「不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん) 」という言葉が出てきた。ネットで調べると、「六観音の一つ。「ふくうけんさくかんのん」とも読む。羂は網、索は魚の釣り糸のことで、網を張って鳥をとらえ、糸を垂れて魚を釣るように、人々を救って余すところがないという誓いが正しいので不空 という。この観音を拝むと病や水火の難を逃れるなど20種の利益(りやく)があるといい、はとくに奈良時代その信仰が盛んであった。三目八臂(さんもくはつぴ)の像容をもつ、東大寺 法華堂(ほっけどう)の本尊 (奈良時代、国宝)、興福寺南円堂の本尊(鎌倉時代 、国宝)は有名。
さて「羂」の字は、「あみがしら」の下に絹という字が使われている。絹のような柔らかい網で人々をすくい取るイメージを持ちました。勝手な解釈。
(追加訂正)他のHPで調べると
《「羂」はわなの意で、もと、鳥獣をとらえるわなのこと》5色の糸をより合わせ、一端に環、他端に独鈷杵(とっこしょ)の半形をつけた縄状のもの。衆生救済の象徴とされ、不動明王・千手観音・不空羂索観音などがこれを持つ。
上記訂正いたします。勝手なイメージをしました。
さて「羂」の字は、「あみがしら」の下に絹という字が使われている。絹のような柔らかい網で人々をすくい取るイメージを持ちました。勝手な解釈。
(追加訂正)他のHPで調べると
《「羂」はわなの意で、もと、鳥獣をとらえるわなのこと》5色の糸をより合わせ、一端に環、他端に独鈷杵(とっこしょ)の半形をつけた縄状のもの。衆生救済の象徴とされ、不動明王・千手観音・不空羂索観音などがこれを持つ。
上記訂正いたします。勝手なイメージをしました。