「董狐(とうこ)の筆」
「董狐(とうこ)の筆」という言葉が出てきた。漢検漢和辞典によると、「権勢に屈せず、ありのままに歴史に記すこと。」 【故事】中国、晋(しん)の霊公(れいこう)が、趙穿(ちょうせん)に殺されたとき、執政大臣で同じく趙一族の趙盾(ちょうとん)が趙穿を討伐しなかったことを、当時の晋の史官の董狐が、趙盾に罪があるとして「趙盾、その君を殺す」と記録した故事から。〈春秋左氏伝〉
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