「編集手帳」より

2月17日(金)の読売新聞の記事が興味深かったので記載します。
「いまでは歴史書か時代小説でなければ見かけない言葉に〈佯狂(ようきょう)〉がある。「佯」は偽りを意味し、狂気を装うことを言う。杜甫の詩句、〈佯狂、真に哀(かな)しむべし〉(『不見』)をご存じの方もおられよう◆古代中国・殷(いん)王朝の政治家、箕子(きし)の逸話を司馬遷の『史記』が記録している。暴君の紂王(ちゅうおう)に睨まれた箕子は命の危険にさらされ、気がふれたように装って奴隷に身をやつし、権力から遠ざかった。紂王は、箕子の甥とも、腹違いの弟とも伝えられる◆猜疑心が強く、暴虐の限りを尽くす権力者の周囲にはいつの世も、血縁の犠牲者が生まれる◆マレーシアの航空で暗殺された男性は北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄と確認された。気さくで穏やかな放浪びとの面影が記憶に残る。自分が権力に関心ない平凡な人間であることを訴える「佯狂」ならぬ、命がけの「佯凡」であったかも知れない。暗殺を指令した黒幕がいるとすれば、金王朝の紂王である。◆正男氏は、腹違いの弟に命乞いの書簡を送っていたという。真に哀しむべし、だろう。«狂≫の字がふさわしい人物は別にいる。」

最近の記事は、文字数が減ったこともあり、喩え話を使ったものが多くなったように感じる。それだけに、ある意味で興味深く読みました。

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octave007

Author:octave007
奈良県 男性
ペンネーム octave(数学のソフトウエア名より)
プロフィールの画像は、自分の名を古代文字でジーンズのバックポケットに刺繍してみました。気障かな。(笑)

漢字検定1級13回合格
漢字教育サポーター養成講座 第1期受講認定
平成25年6月6日 漢字教育士(立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所認定)取得
奈良漢字おしゃべり会 会員
関西漢字教育サポーターの会 会員

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