「西周後期礼制改革」

 「佐藤信弥著 周―理想化された古代王朝」を読んでいた。「西周後期礼制改革」について記載があった。西周後半期には墓地などから出土する青銅礼器について、それまで主流であった酒器«爵(しゃく)・卣(ゆう)・尊(そん)など》が消失し、かわって食器類《鼎(かなえ)・簋(き)など》や、楽器の編鐘が主要な器種となったこと、貴族の身分等級に応じて決められた数量の同種類の礼器を埋葬する列器制度。(あるいは列鼎制度・用鼎制度などとも呼ばれる)が出現すること、そして青銅礼器の紋様も獣面紋《饕餮紋(とうてつもん)など》の動物をモチーフにしたものにかわり、それらを抽象化した幾何学的な紋様《窃曲紋(せっきょくもん)など》が主流となっていくことといった変化がおこったと、多くの研究者によって指摘されている。
 礼器から殷代以来の伝統が薄れていき、「周らしさ」が強く見出せるようになるのである。これは、この時期には殷王室を支える一員という周のアイデンティティ、あるいは殷文化の後継者としての意識がすっかり消滅してしまったことを示している。
勉強になりました。

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octave007

Author:octave007
奈良県 男性
ペンネーム octave(数学のソフトウエア名より)
プロフィールの画像は、自分の名を古代文字でジーンズのバックポケットに刺繍してみました。気障かな。(笑)

漢字検定1級13回合格
漢字教育サポーター養成講座 第1期受講認定
平成25年6月6日 漢字教育士(立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所認定)取得
奈良漢字おしゃべり会 会員
関西漢字教育サポーターの会 会員

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