【京都府】2019年度連続公開講座に行ってきました。
【京都府】2019年度連続公開講座「西周前期の雄篇『大盂鼎』の銘文を読む」
日 時:11月23日、1月18日、2月1日(土) 各日14時~16時
場 所:立命館大学衣笠キャンパス 創志館カンファレンスルーム
京都市北区等持院北町56-1
講 師:高島敏夫(白川研客員研究員)
内 容: 2018年度は、西周時代の金文を前期(第1回)・中期(第2回)・後期(第3回)に分けて、時期毎の特徴をつかみながら読んでいきました。
2019年度は、前期の代表的な青銅器である《大盂鼎》(だいうてい)の銘文に絞って読んでいきます。長篇なので三回に分けて全篇を読みます。《大盂鼎》は、殷王朝が倒れた後の西周前期も後半に入った頃に作られた青銅器です。この頃すでに殷王朝の亡んだ原因がどこにあったかという、歴史的な反省の語が語られていたことが、《大盂鼎》の銘文から分かります。今回の講義では、歴史の動向や考古学的な知見(特に最近の発掘の動向)も話題として盛り込みながら、読んでいきます。
今日は、本年度第1回目の講座ということで立命館大学、衣笠キャンパスまで出かけました。天気がよかったので運動も兼ねてバスに乗らないで歩きました。ヨーロッパからの人でしょうか。結構歩いている人を見かけました。
内容は省略しますが、とても興味深い内容でした。
講座が終了してから、個人的に質問をしました。
私 「大盂鼎は礼器だと思うのですが、酒等何かを入れていたのでしょうか?」
高島先生 「初期の頃は酒を入れていて、神へのお供えをしていましたが、時期が経ってくると穀物をお供えしていました。その後は音楽に変わりました。」
私は、それを聞いて論語の「八佾」のイメージが頭に浮かんだが、論語までは出てくるのだが、「八佾」のことばが思い出せなかったので質問はそこで終わりにしました。しかし、流れがわかり面白かった。充実した1日でした。
日 時:11月23日、1月18日、2月1日(土) 各日14時~16時
場 所:立命館大学衣笠キャンパス 創志館カンファレンスルーム
京都市北区等持院北町56-1
講 師:高島敏夫(白川研客員研究員)
内 容: 2018年度は、西周時代の金文を前期(第1回)・中期(第2回)・後期(第3回)に分けて、時期毎の特徴をつかみながら読んでいきました。
2019年度は、前期の代表的な青銅器である《大盂鼎》(だいうてい)の銘文に絞って読んでいきます。長篇なので三回に分けて全篇を読みます。《大盂鼎》は、殷王朝が倒れた後の西周前期も後半に入った頃に作られた青銅器です。この頃すでに殷王朝の亡んだ原因がどこにあったかという、歴史的な反省の語が語られていたことが、《大盂鼎》の銘文から分かります。今回の講義では、歴史の動向や考古学的な知見(特に最近の発掘の動向)も話題として盛り込みながら、読んでいきます。
今日は、本年度第1回目の講座ということで立命館大学、衣笠キャンパスまで出かけました。天気がよかったので運動も兼ねてバスに乗らないで歩きました。ヨーロッパからの人でしょうか。結構歩いている人を見かけました。
内容は省略しますが、とても興味深い内容でした。
講座が終了してから、個人的に質問をしました。
私 「大盂鼎は礼器だと思うのですが、酒等何かを入れていたのでしょうか?」
高島先生 「初期の頃は酒を入れていて、神へのお供えをしていましたが、時期が経ってくると穀物をお供えしていました。その後は音楽に変わりました。」
私は、それを聞いて論語の「八佾」のイメージが頭に浮かんだが、論語までは出てくるのだが、「八佾」のことばが思い出せなかったので質問はそこで終わりにしました。しかし、流れがわかり面白かった。充実した1日でした。